システム上で実際に確認・使用できるハードディスクの容量と、カタログに記載されている値とが異なる理由には、以下があげられます。
理由1:
換算方法の違いによって容量が少なく表示されるように見えますが、故障ではありません。カタログなどに記載されているハードディスクの容量は、1ギガバイト=1,000,000,000バイト(1,000×1,000×1,000)として計算している場合があります。これに対し、ハードディスクを領域確保する際には、1ギガバイト=1,073,741,824バイト(1,024×1,024×1,024)として計算するため、このような差異が生じることがあります。
例えば仕様書上では 40 GB のハードディスクが搭載されていても、Windows 上で表示される値は、40 GB よりも小さい値となります。
理由2:
ハードディスクには区画を作成し、フォーマットしてからデータを書き込めるようになりますが、データを書き込むためにはそのデータがどこに保存されるのかを記録するためのスペースが必要となるため、仕様書に記載されている容量よりも、マイコンピュータ上で確認できるハードディスクの容量は少なくなります。
理由3:
一部のデスクトップおよびノートブックマシンには、Rescue and Recovery 等のリカバリープログラムが搭載されており、初期出荷段階でそのためのリカバリーイメージがハードディスク内に保存されています。
そのため初期出荷状態でCドライブの総容量はドライブ自身の総容量から少ないものに見えます。(その容量はモデルによって異なります。)
http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/index.nsf/rd?open&url=http://www.ibm.com/jp/pc/think/thinkvantagetech/rescuerecovery.shtml
代表の森田です