【マザーボード故障】【Windowsシステム破損】【ウィルス感染】の可能性があります。
■【マザーボード故障】
マザーボードは「メインボード」や「メイン基板」とも呼ばれています。デスクトップPCや、一体型パソコンのマザーボードには、「アルミ電解コンデンサ」が使用されており、この部品が故障することが多いです。アルミ電解コンデンサーの寿命は温度と経過時間に依存し、7年くらいすると寿命に近づく傾向にあります
特にノートパソコンにおいては、経験的に、マザー故障しやすい機種が存在し、該当する場合はマザーボードを交換してもまた同じ故障に至る場合もあります。デスクトップパソコンのマザーボード故障以外は、メーカー修理の方が再発のリスクが低いです。
■【Windowsシステム破損】
2022年現在、Windowsシステムが破損する多いケースは、HDD故障が引き金になる場合や、Windowsアップデート直後の起動時などがあります。
軽度の破損時は、Windows修復や、ドライバの再インストールでなおる場合がありますが、Windowsは非常に複雑な構造をしているので、本当に治ったかを検証することが実際には出来ません。
最も確実な修復方法は、工場出荷時状態に戻すことや、Windowsの再インストールとなります。しかしながら、この作業を行うと、今まで苦労して作ってきたパソコン環境を最初から作り直す必要があります。
具体的には下記の作業をやり直す必要があります
●メール設定をすべて最初からやり直す(gmailを使っている場合は不要)
●ワード・エクセルのインストールをやり直す(マイクロソフトアカウント、オフィスライセンスが必須)
●プリンターの設定をやり直す
●無線LANの設定をやり直す
●その他、購入してからご自身でインストールしたアプリケーションを再度ダウンロードして、インストールしなおす
●デスクトップ上のデータ、ドキュメントフォルダのデータなどを取り出して元の場所にコピーしなおす
これらの作業は非常に面倒で、ご自身で行う場合は1週間以上の時間を要す場合もあります。弊社にて代行作業をいたしますので、ご相談ください
■【ウィルス感染】
Windows10やWindows11は、だいぶウィルス感染しにくくなりましたが、アドウェア感染は多いようです。
ネットからダウンロードしたアプリをインストールしたときに一緒にアドウェアもインストール(感染)してしまうケースが多いです。
そのほかでは、メールのリンクをクリックしてしまった場合など、アドウェア感染はまだまだ多いのが現状です。
経験的に、アドウェアのエラー画面などが出てきた場合は、複数のアドウェアに感染していることが多く、除去するのが困難なので、Windowsを再インストールすることが最も確実な修復方法となります。