その他 IPC-BX/M600(PCW)CP21の旧型PC修理

「パソコン本体」です。特に大きな傷・汚れ等は確認できません。

「パソコン本体」背面の状態です。 大きな傷やネジ抜けなどは無い様ですが、ゴム足が劣化している場合などがあります。交換やネジ補充が必要な場合はご連絡します。

時計が初期化されています。

NTローダーが起動しました。

Windows NT4.0が起動しましたが、アプリ起動後、約2分で終了→再起動を繰り返します。何らかの不具合によるものであれば修正が必要です。

内蔵HDDの健康状態です。注意判定です。不良セクターもあり、交換を推奨します。

パソコン内部の状態を確認します

内蔵HDDです。容量は20GBです。

搭載メモリーの検査をしています

拡張BUSに下の四角のチップがリアルタイムクロックです。 このチップそのものが時計とバッテリー機能を備えた部品で、メインボードに固定されているため交換できません

このチップから電源信号だけ取出してボタン電池から給電する改造を行います。

当該チップのデータシートです。 加工作業には超高難易度の技術を要します

このbq3287というICの中には、クロックジェネレータ・リチウム電池等が入っています。リチウム電池が完全放電し、膨張しているようです

特殊工具で内部を露出させました

内臓リチウム電池を他の回路にダメージを与えないように慎重に摘出しました。右のコイン電池が中に入ってました。この作業は非常に難易度が高く、最悪は、メインボードが破損することもあります。

外付けリチウム電池ソケットを接続しました。これで、C-MOSの記憶機能が回復しました。さらに、ソケット形式なので、電池消耗時には簡単に交換ができるようになりました

組み戻し作業でBIOS設定で時計やその他起動情報を記憶させました。

時計が保持されているのを確認しました。