HP ML310 G5 PX-SL2334D JCID:4452430-AALOの旧型PC修理

パソコン正面です

パソコン背面です

お客様より送付頂いた添付物一式です

ご申告によりますと電源ボタンを押した際には通電はするが再起動を繰り返すような挙動とのことですが、電源ボタン投入しても一切の反応を示さない状態です

電源ボタンを押してからしばらく経過すると通電し、ご申告のありましたランプの点滅のみ繰り返す挙動を確認出来ました

パソコン内部です

パソコン内部フロント側です

パソコン内部リア側です。特徴的な点としてCPUはヒートシンクのみでファンはリア部にしかありません

フロントカバー内部です、HDDが3台搭載されています

便宜上3台のHDDをそれぞれ左・中・右と区別します

HDD3台を取り出しました。全てSASタイプのためＳＭＡＲＴ(健康状態)は通常の方法では参照不可

内蔵HDDは全てSASの3.5インチ146GBです 型番はDF146BABVE

電源はデルタ製の174WのATX電源 使用コネクタはマザー20ピン、CPU4ピン、フロッピー4ピン、ペリフェラル4ピン×3(SATA変換1、変換にてインターフェースボード2ピン)

電源は平常時に正常な電圧は出ているようです

良品電源に交換したところランプ点滅ではなく安定通電を確認出来ますが描画はせず

電源内部です、故障している可能性があります

左HDDは物理障害のためかクローン作製不可

中HDDのクローン作製に成功

右HDDのクローン作製に成功

マザーボードは少なくともコンデンサが3個破裂しています。LGA775とPLGA775ソケットCPUに対応しているようです

画面中央の一回り大きいコンデンサが一つ膨張しています

画面中央の2つのコンデンサが膨張しています

CPU　socketPLGA775 Xeon® プロセッサー 3065 4M キャッシュ、2.33 GHz、1333 MHz FSB

マザーボードの型番はA61TR1 MB

クローン作製に成功した中・右のクローンの中身を参照したところRAID構成のためか外部からは閲覧できるデータなし

内蔵電池はCR2032

内蔵ファンはリア部の120×120×25ファンのみ

通電時の熱分布には大きな異常はないようです

インターフェースボード EXP64E PC-PIF 完全同一品の流通は確認出来ず 同一型番の外観違いは極少数流通あり

インターフェースボード 012893-001 HP GX B-V0A 94V-0 流通無し