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IBM 300PLのIBM 300PL ファクトリー運用 ソフト動作しない
2019年10月

山形県東村山 法人のお客様
★★★★★(5)
IBM 300PLのIBM 300PL ファクトリー運用 ソフト動作しないをご依頼いただきました。

「パソコン前面」の状態です。特に大きな傷・汚れ等はありません。

「パソコン背面」の状態です。特に大きな傷・汚れ等はありません。

光学ドライブ下のストレージ

4GBのMaxtor社製HDD

自己診断非対応の為、表示は正常ですが経年劣化は避けられないです

オリジナルHDDを業務機からクローン化担保します

通信ボードインターフェースに装着されたドングル

通信ボードはISAバス仕様

メインボード目視検査

電源ユニット電圧検査実施
値は正常ですが経年経過の為交換必須です。

分解して目視検査
重要なコンデンサに破裂は見当たらないものの経年劣化しております。交換必須です。

最小構成で起動検査

BIOS起動確認

メモリに不良がないか検査実施
正常にパスしました

IBMメーカーロゴPOST

クローン化したHDDを仮換装して起動検査
OS2起動画面

運用ソフト自動起動

Command入力

ソフトを閉じたデスクトップ画面のアイコン
お送り頂いた正常動作時のスクリーンショットと同じ画面が確認できました。
本分解調査から延命修理方針のご案内を致しますのでしばらくお待ちください。

サーモグラフィーカメラでロジックボードと通信ボードの温度測定

メインボードO/H前。発熱しているチップにヒートシンクを装着します。

電源スイッチが組みこまれたケースファンとスピーカーユニット
経年劣化やお客様分解で壊れている為同型リファービッシュ部品へ交換します
前面ボタンが反応しなかったお困りも解消されます。

運用ソフトで重要な通信ボードとメインボードを中継するライザボード

産業用コンピュータで非常に重要な電源ユニットは高信頼製品Nipron社製に交換
PCメーカー標準品や民生用とは一線を画す信頼性です。

メインボードO/H実施。接点復活材にて接点を活性化させました。ヒートシンクを追加しました。

磁気情報を抽出し産業用ストレージにコピー。
【当店を選んだ理由】
古い機種故、販売元(メーカー)で修理を断られた為。
【お客様コメント】
専用HPにて常に修理進捗状況が確認出来る様に成っているのがとても良かったです。
安心出来ました。
修理料金について

この修理を担当
した森田健太郎です
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