東芝 FA2100A model 110の旧型PC修理

パソコン正面です

パソコン背面です

お客様より送付頂いた添付物一式です

ご申告のあった通りWindowsが起動しようとするも起動しない症状を確認致しました

パソコン内部です、全体的に塵汚れが多いです、特に電源付近に大量に落ちていました

HDDはPATAの40GBの物が二つ内蔵されています

専用ツールによる簡易テストは通過

専用ツールによる高負荷テストも通過

下側にあるオリジナルHDDのクローンを作製します

MEMTEST通過

上側にあるオリジナルHDDのクローンを作製、内部データが大きく破損しているようで一部の複製になります

状態の良い下側クローンのみで起動を試みたところ画面が大きく乱れてWindows起動せず、セーフモードでは起動出来ました、インターフェースボードに何らかの問題がある可能性があります

ネットワークカード intel(r) pro/100 s desktop adapter

グラフィックボード TS32MVDR5 Radeon 7000

AGPグラボから良品PCIグラフィックボードで起動したところ問題なく起動確認しました、この時点でグラフィックボードもしくは拡張ボードのAGPスロットの不調が確定しました

WindowsXP メモリ500MB CPU　Pentium　4 2.60Ghz

グラフィックボードのコンデンサは破裂しています

電源は高耐久のニプロン製です

電源とパソコン内部にはかなりの量の塵が落ちています

塵を除去した後の電源内部です、劣化しているためオーバーホールが必要です

AGPグラフィックボードを交換したところ画面出力を確認、オリジナルグラフィックボードが故障していることが確定

大量にあった塵汚れを除去しました

ライザーカード Toshiba FUAP2 2N8C3244P001-A Board

クローンHDDを使いリムーバブルベイ及び差込スロットの組み合わせを全通り試したところ特に異常はなし、また上側オリジナルHDDは深刻な障害はあったようですがクローンからWindows起動は可能な状態でした

上側及び下側のクローン内のデータを比較したところほぼ同一なのでRAID１構成だったと推察します

HDD使用時間です。分単位で記録されているようです

上下ともにほぼ同じ使用時間です

電源ユニットをO/Hしました。

互換性のあるグラフィックボードボードを装着しました。

HDDをRAIDボードを介さずに直接接続して起動確認しました。