東芝 FA2100S model300（TYPE：UF2S3FD-G）の旧型PC修理

パソコン正面です

パソコン背面です

お客様様よりお持ち込み頂いた添付物一式です

フロントカバーを取り外しました

HDDはミラーリングの二台構成です。 SATA3.5の500GB,160GBクリップ記載あり 型番はWD5003ABYX

パソコン内部です

専用PCIツールによるbios上でのテスト通過

オリジナル上側HDDのクローン作製に成功

上側HDDクローンの中身を参照したところパーティション153GB一つ、実際の使用領域はおおよそ7GBです

下側NGのHDDは不良判定でクローン作製難航

上側クローンのエラーデータを確認したところ、異常なし判定です

CDブートによるメムテスト通過

グラフィックボード PX8400GS-FI 256MB 完全同型の流通なし

TOSHIBA KS-112 RAIDカード 流通無し

マザーボードは劣化しているためオーバーホールが必要です 型番はFRIC5　2N8C3374P001-E 海外にて流通あり

マザーボード型番接写

電源はニプロン製の350W電源。使用コネクタはマザー24ピン、CPU4ピン、ペリフェラル4ピン、特殊3線4ピンコネクタ

電源の特殊4ピン接写です

電源は平常時は12Vがやや低いのが気になりますが動作しているようです

電源内部です、劣化しているためオーバーホールが必要です

電源を交換しても挙動に変化なし、気になる点として起動時に常にbiosが存在しないというメッセージが表示されていますがRAIDコントローラ固有の挙動のようです

RAIDbios画面はあるようです

稼働時の熱分布に異常はないようです

フロント兼CPUファン 80×80×25 型番は109R0812E401

内蔵電池はフロントパネル前面に搭載。 ER6V P

下側NGのHDDは特殊機材を持ちいて引き続きクローン作製を試みています

仮想環境上で起動検証

OSはWindowsXP ProSP3のようです

イベントログを確認したところ、不審なログはないようです。w32timeエラーが常に大量に発生していますがこちらは時刻合わせ機能においてサーバーにアクセス出来ないことによるものなので独立環境で使用している古いPCでは特に異常とは言えません

biosの起動を確認、時計にずれはないようなので内蔵電池に切れ等はなく設定は保持されているようです。入り方は起動ボタンを押してからF2を一秒間隔で連打し続けて、エンターキーを押すことを促されたタイミングでエンターを押すことで入れるようです