産業用コンピュータ TECHWEAR2 ULTRAの旧型PC修理

パソコン正面です

パソコン背面です。背面に接続されている部品は『EXTERNAL SCSIユニット』『ETHERNET　ユニット(CentreCOM 210TS)』とのことです

お客様より添付頂いた送付物一式です

パソコン内部です

フロントパネル内部です

HDDユニットを取り外します。到着時の時点ではSCSIケーブルはHDDに未接続状態でした。

オリジナルHDDはSCSIの18.3GBです。型番はDDYS-T18350。 コネクタ部にはセントロニクス変換アダプタが装着されています。ご申告によりますとこちらがクラッシュし他社様にて復旧不可との判定だったとのことです シリアル4EYN1161

コネクタ部に欠けがありますが発送前写真と状態は同一のようです

HDD裏面です。なんらかのコネクタケーブルがホットボンドにて固定されています

T1X FXCO32 海外にて流通あり T2C CPUSX　流通無し

電源ユニットです。劣化しているためオーバーホールが必要です

V8021J1PDB 流通無し

パソコンはADDS経由で映像出力する構成のようですが電源を投入しても映像を確認出来ず、弊社保有の他のディスプレイでも出力なし

オリジナルHDDは通電は確認出来ますがジャンパピンの設定の見直し等してもクローンの作成にはいたらず

添付されていた別HDDのクローン作製を試みます。PATAの80GB 型番はWD800BB

添付HDDはPATAを変換アダプタに接続してSCSI変換されています、そのままではクローン作製出来ないため一旦分離致します

添付別HDDのクローン作製に成功、OSー９のためWindows等では参照出来ないデータです

添付別HDDのクローンを本体に装着しましたがやはり映像出力がなく、HDDにアクセスしている様子もありません

現状復帰する際はオリジナルHDDのケーブル及びジャンパピンは全て到着時と同じ状態に致しました

お客様より再送頂きましたPC正面です

背面です、最初に到着時と違い背面ターミネータ等は外して別梱包されています

お客様より送付頂きました添付物一式です

AOSSの電源を投入すると前回と違い、ビープ音の後に画面描画することを確認、前回はAOSSのランプが付くのみでした

AOSS起動している状態でPC電源を投入、ご申告のあったブート失敗、OS-9のカーネルが見つからないというメッセージを確認出来ました

T1X FXCO32表面です

T2C CPUSX、こちらは拡張ボードと別ボードの構成になっています

CPUはMC68040RC33A CPUボード部は01-w3528f 海外にて流通あり 86系のCPUではないので、動作確認を行うすべがありません。

DOSなどの86系ブートFDを使用してもブートせず、動作確認できません

5Vが正常に出力していることを確認